「ステレオ時代」に次いでセールご案内であります、「VINTAGE LIFE(ヴィンテージ・ライフ)」の一部バックナンバーが96円から。
これ音楽を聴きながら読むと気分がいい、好きな雑誌です。
うれしいのはVINTAGE LIFE U.S.A. など特集系が対象(しかもKindle化)
「おお」と嬉しくなったのは
中古しかないNEKO MOOK期の本がKindle化は嬉しい(しかもセール)
「VINTAGE LIFE U.S.A. (ヴィンテージライフユーエスエー) 」
これがセール対象だったことです。ムックの半値以下ですから。
ついでにいえば同誌の特集本がKindle化したこと
紆余曲折は省きますが、ネコ・パブリッシングは今年(2021年)からTSUTAYAグループ会社の一部門となりました。
旧「NEKO MOOK」時代の「VINTAGE LIFE(ヴィンテージ・ライフ)」は中古で買うしかないのです。
いい編集のものがあります、特に
- FRENCH VINTAGE LIFE(フレンチ ヴィンテージライフ)
- BRITISH VINTAGE LIFE(ブリティッシュ ヴィンテージライフ)
- ITALIAN VINTAGE LIFE(イタリアン ヴィンテージライフ)
このあたりはKindle化して欲しいのですがその気配すらなくて諦めていました。
クルマ中心に国別でコレクターやイベント、ショップ紹介
内容はこの表紙の通りです。Blogで雑誌内容を流したらわかりやすく著作権に引っかかるのでできませんが、いいグラフィックです。
未見でご興味おありの方に申し上げますと、この雑誌はクルマを軸に、あちらの生活・自転車・オーディオ・時計あたりをいいグラフィックで紹介する編集。
国別なので、イタ車好き・フラ車好き・その他と本別で楽しめる内容。
若干モノ寄りの、でもライフスタイル紹介がいい本です。グラフィックも綺麗。
外車好きのアタシとしては文句なしでありました。
こいつを見ながらオーディオでいい音楽を聴こうもんなら、本当にゴージャスな時間であります。
高級品でなくともよろしい、アタシが持っているようなボロいので充分。
「VINTAGE LIFE 」・いい雑誌だけにネコ・パブリッシング解散は惜しい
なお旧「ネコ・パブリッシング」は今は会社として存在していません、実に残念なことです。
クルマ趣味の多くはネコ・パブリッシング系のお世話
クルマは定番の「Car Magazine(カーマガジン)」と「Tipo(ティーポ)」
100ドロ企画とか凄い面白かった
なお恥ずかしいことにフラ車好きです、英国車も大好きですがどちらかといえば。
しかもシトロエン。
なんでかなんて理由はお分かりかと。わかりやすいものに影響されやすい奴であります。
とにかく楽しませてもらってきた。
現在はTSUTAYA一部門・ネコ・パブリッシング自体は解散
残念なことに会社としての業績がよろしくなく、昨年末(2020年12月)にネコ・パブリッシング自体は解散し、カルチュア・エンタテインメント(TSUTAYA子会社)に吸収されたのです。
現地にエージェントがいるのか、それとも日本から出張ベースで取材するのかわかりませんが、ともかくカネがかかる誌面と思えました。
これで売り上げ減少や返本が多いなんてキツいでしょう。
枻(エイ)出版社は民事再生・フライトジャケットはライトニングで
今年は「枻(えい)出版社」が民事再生を申請など驚くばかり。オシャレな企画が多いねえなんて友達とも話していただけにショックでした。
子供の頃は「RC WORLD」でラジコン、長じてロードにハマってた時は「BiCYCLE CLUB」でした。
Bianch買ったのもここの影響。基本影響されやすい。
スタバの本とかね、文具系も強い。
そもそもフライトジャケットがここで好きなぐらいですから「Lightning(ライトニング)」にはずーっとお世話になってきたわけです。
特にA-2やB-3でここの本を読んだことのない方はおられないのでは。
革ジャンを洗うなんてのも確かここが10年ぐらい前にやったこと。
雑誌発のカルチャー紹介は独自視点が楽しい
ネットが出てくる前は海外カルチャーは本、特に雑誌でした。テレビよりもはるかに影響力があったと思います。
ネットのコピーみたいな記事をたまに見る・特にWeb専門のオーディオ系ライターはひどい
初期のフライトジャケットなんてこの図式そのものです。
クルマとかオーディオ、時計・カメラはやっぱり「読む」のが一番楽しい。
モノそのもので遊ぶのはもちろん中心ですが、情報を読んだり人と語りあうことのほうが「濃い時間」なのではないかと。経験上ですが。
でも業界が不景気なせいか最近ちょっと守りの編集が多い。ネットで見たような話が結構載っている。Vintage Lifeはその中では現地情報をオリジナル視点で語る楽しさを続けてくれている。
実はオーディオメディアにおいて一番不満な点です。 その他カメラ・時計・クルマと比べても掘り下げが浅いものが多い。
オーディオどころか音楽すらロクに聴いてないでしょってライターに平気で書かせることがある。
特にWeb関連の記事が多い。
ただただホメる、基準は明確に値段だけ。
しかも100万円を超えるとこれ以上はないとか平気で書く、いい加減というよりもうむちゃくちゃです。
その点、不定期刊でマニア向け、おしゃれでもないけれど「ステレオ時代」はユニークです。
自分が好きなこと、わかっていることしか書きませんから。
「向こうの常識はこっちの非常識」ぐらいで攻めてくれたら面白い
もう洋行帰りが貴重な時代じゃない、新しい情報なんてネットでみりゃ充分です。
なんていいますか
「向こうの連中はこのあたりがヘンでそこが面白い」みたいなネタで行ってくれたら最高です。
情報じゃなくて新しい解釈が欲しいんですよ「その切り口か」と思わず感心するような。いわゆる語り口であります。
あっちの雑誌や新聞なんて他国のことになると「変だ」「変わってる」しか言いませんし。
「CITROËN CENTENARY GATHERING」のようなイベント協賛は楽しい
旧聞ではありますが一昨年にTSUTAYA協賛でCITROEN100周年イベントとして「CITROËN CENTENARY GATHERING」が行われたときは蔦屋書店も出ていた。
こういうのをもっとやったらいい、協賛前提だと編集も変わっていくのではないでしょうか。
情報誌じゃなくてオピニオンで勝負して欲しい。
とまあなんの話でしたっけ、「VINTAGE LIFE(ヴィンテージ・ライフ)」の一部バックナンバーがセールだということ。
ブラックフライデー関連でしょうから多分そんなに長期ではないと思います。お早めにご検討を。