使ってみてカタログ比較以上にiPad mini6の「小ささ」を感じます。
持つに小さく、観るに大きい。外形がこれより小さくとも大きくともこの絶妙さはなかったでしょう。
随分いいものを作ったもんです。
「小型軽量」とは片手で持てること・最大のiPhoneと57グラム違い
なにをもって小さく軽いか、片手で持てるということです。
端的に片手サイズとはこういうこと。Air以上では無理です。
そして「コンパクトな手帳・ノート」という言葉がほめことばであるように、このmini6も小さいが大きく使える。
まさしく手帳サイズで10インチiPadより持ち歩く機会が格段に増えました。
mini6の重さのぶん、スマートフォンを軽くしたいほどです。
スマートフォンを打つ感覚・iPhone14Pro Maxと比べる重さ
軽さが明らかです。
- iPad Air2は437g(9.7インチ)
- iPad mini6は297g(8.3インチ)
- iPhone14Pro Maxは240g
つまり最大のiPhoneより57g重いだけで8.3インチの画面という、完全に手帳サイズであります。
大きさはモレスキンと同等サイズ(195.4×134.8×6.3mm)です。
10インチのiPadより100g以上軽いことは日常全てに効いてきます、しかも両手の親指でほぼ全てができる。 Air2を急速に使わなくなった理由です。
B6サイズ(8.3インチ)の「大画面タブレット」
重量は繰り返しますが297g、持ったサイズは薄く軽い。
そこにB6サイズ画面(8.3インチ)が入っている。
持ってすきまなく大画面、そのようにしか感じない。
外形がA5程度のためです。
旧モデルの第5世代iPad miniにこういう感触はなかった、無印iPadのミニチュアにしか過ぎませんでした。
mini6は現実にはB6サイズの画面です、しかし軽く小さいため画面が大きく感じてしまう。
店頭で「思ったよりデカい」と感じたらそれです。
この「持ったサイズは薄く軽い」ことは手書きで大きな意味をもちました。
「Appleメモ帳」はデスクに置けるサイズ
外形サイズはA5、持ったときだけでない実用性があります。
邪魔にならない大きさで常にデスク上に置いておける、といますか自然とそうなった。
別途申し上げますが、mini6は電話や会話のメモを高速でとれる。ロック画面から一瞬でメモする機能があるからです。
メモパッドよろしく置いておくのが一番役に立つ。ペンも磁気コネクタでくっつくので転がらない。
これがAirやいわんやProだと少々邪魔です。A5サイズの第6世代iPad miniにして初めて可能です。
あくまで手帳モデル・B5ノート代わりにはならない
なお念の為、B5サイズ以上のノート代わりにはなりません。モレスキンサイズですからあくまで手帳・メモです。
モレスキンサイズは学習ノートには使えない
付け加えますと大型ノート代わりにならないことはiPadシリーズ全般が同じです。
- 画面の大きさ
- 清書は無理
モレスキンを学習ノートに使う人はいないでしょうけれど、「ノート代わりになるのか」というお声が多いため。
第6世代iPad miniのみ明らかに違うのは、メモ・手帳として紙と比較できるほど完結していること。知る限り紙に迫った初のデバイスです。
iPadの画面サイズをコピー用紙の大きさで比較
なおiPad Airはいかなるノートと比べることも機能面で不可能です。12.9インチのiPad ProのみB5ノートですがよく考えますと「片側ページ分だけ」なのです。
肝心の画面サイズについて以下比較してみました、ご参考まで。
Galaxy Tab S8 Ultra・ノートしたい方、A4コピー用紙サイズタブレットが欲しい方へ
なおどうしてもタブレットをノートに使いたい方に、そしてA4コピー用紙サイズのタブレットはないのかという方へ。
「Galaxy Tab S8 Ultra」を一度ご覧になることをお勧めします。
- 画面サイズはA4コピー用紙を超える(14.6インチ)
- iPad Pro(12.9インチ・685g)より実質軽量(726g)
少々驚く出来栄えでありました、実は初めてGalaxyを検討しております。
iPad mini6より小さくとも大きくても実用性が損なわれる
買う前はAir2もしばらく出番があるのではと思っておりました。画面サイズの大きさは違うからです。
iPad air2は家専用・ついでにiPhoneよりiPad miniになってきた
実際は出番がなくなった、今やAmazon music・Prime video再生専用機です。なにより外出時に持って歩くのはiPad mini6だけ。
Air2でできることはmini6の画面でもまったく不満がないから。
持ちやすい大きさでギリギリまで拡げた大画面のほうがはるかに意味があった。
そのためにiPhoneを触る時間も少なくなった。電車の中でもiPad mini6は使いやすい大きさなのです。
別途述べさせて頂きましたが、第6世代iPad miniはAirよりもiPadシリーズの標準になっているのではないかと思うほどであります。
iPad mini6と比較して、iPad Air・Proは「大きくなった」
つまりmini6がある今、10インチ以上は少々大きい。もちろんAirやProに意味がないということではなく画面が大きいか小さいかは外形サイズによるということです。
これより画面が小さいとどうなるか、多分大画面スマートフォンの感じが出てくるでしょう。
つまり「大きくて見やすいが、ウスらデカい」。
反対にこれより大きければ、10インチタブレットと変わりがなくなる。「無印やAir・Proより画面が小さい」となる。
製品のサイズは本当に難しい。 部品メーカーにいると感じますが、外形サイズと画面サイズのバランスはどの設計者も大いに悩むところです。多くは画面を大きくしたいあまり外形もつい大型化してしまう。
第6世代iPad miniは絶妙なラインを突いております。