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M1 iMacとMacBook Air・どちらにする?

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M1 iMacがリリースされました。いやはやローズゴールドがある、まいった。
昨年出ていたらMacbookと大いに迷ったでしょう。迷い多きアタクシがiMacとMacbook airのどちらを選ぶのかと考えてみました。下取りで買い換えてもいいかな、ぐらい思った。

簡単にいえば純粋に価格の点でどうみてもiMacは高いとわかった、性能は同じなのでM1 MacBook Airはいまだ筆頭候補のようです、

とどのつまり

  • 今買うのはM1チップ搭載Macのみ
  • M1機種から予算で考えていいがTouch IDは必須

この2点に集約されます、持ち運びができるかどうかは別の問題です。

大前提・M1チップ搭載Mac以外買うべきでない

比較前の大前提を申し上げます、買っていいのはM1チップ搭載機種のみです。これははっきりしている。つまり、

  • 24インチiMac
  • M1 MacBook Air
  • M1 MacBook Pro 13インチ

検討すべきはこの3つだけ。

macOSはAppleシリコン専用になる・Intel非対応が増える

本当に申し訳ありません。こんなエラソーなことを申し上げるのはもうmacOSでは今年からintel Macに対応しない機能が出ているからです。

macOS Montereyの新機能〜Intel Macで使えないものが複数あり
Intelプロセッサ搭載Macでは、macOS Montereyに導入される新機能全てが利用できるわけではないようです。新機能を全て使いたいなら、Appleシリ...

アーキテクチャが新しくなったときのAppleとユーザーの関係は離婚した夫婦みたいなところがあって、2年ぐらいで非対応機能がどんどん増えていきます。
PowerPCからIntelに変わった時がそうでした。
正直Windowsよりも使いづらくなる。

27インチiMacとMacBook Proにintelが残っているのはパフォーマンスではなくプロ用アプリにM1チップ非対応があるというだけの話です。仕事で使っておられる方は現時点で壊れたら買うしかないですから。
なお残存需要ですからそんなに作り込みもしていないはずです。

無論今Intel macを買って不幸を感じることはありません、Appleはそういうところに不満を感じさせないサービスをします。しかしPowerPCからIntelに変わったときもそうでしたが気づいたら「酸素が足りない」感じになる。

後々考えたら本当に満足できたのは最初の1年だけとなっていた、てなことを認めざるを得ない。

M1のMacBook Proはハイエンドといえない

では最高性能はM1 MacBook Pro 13インチなのか。実はこれもできる限り今は見送ることをお勧めします。ノートブックの最高性能というProのコンセプトにM1チップでは不足です。

これは実際にM1を使った印象でもそうです。第一世代チップと思えないほどバランスが良いのですが、トップエンドを狙うようなピーキーな性質はない。

そもそも新型アーキテクチャーによる第一世代のチップがハイエンドユーザーの要求に完璧に応えるなどということはありません。

狙うならばM1X(あるいはM2か、名前はわかりませんが)でしょう。
すぐ出てきます、そして間違いなくハイパフォーマンスを実現します。
MacBook Proのように長期間にわたってハイスペックを維持したい用途で少なくともM1は選ぶべきじゃない。
となりますと、

  • 24インチiMac
  • M1 MacBook Air

結局この2種からどう選ぶか、となります。

M1 iMacとMacBook Airの比較・パフォーマンスは同じ

デスクトップとノート、かなり違う成り立ちです。逆に2機種に共通する部分は何か。

処理能力は基本同じ・パフォーマンス比較は不要

  • CPU       :M1チップ
  • GPU (画像処理):M1内臓
  • メモリ      :8/16GB
  • ストレージ    :256GB/512GB/1TB/2TB

処理能力に関連する部分は全く同じ仕様です。
つまりM1チップiMac 24インチとMacBook Airを比較するとき、同じメモリなら能力差で選ぶことはできません。

厳密にいえばiMacは高密度ディスプレイを搭載しているだけに画像処理の負荷が高いのですが、ほとんど誤差の範囲です。
繰り返しますが同じメモリ量ならパフォーマンスに関する限りどちらも同じです。

違うのはディスプレイとTouch ID

逆に両機種が明らかに異なる点は何か、いろいろある項目から本質的な違いを比べるとこういうところかと。

個人の判断が分かれる部分と思いますが、この中で優先して考えるべきは以下の2点とアタクシは思います。

  1. ディスプレイの大きさ(大型が必要かどうか)
  2. Touch IDが付いているかどうか

ただ項目2で最低価格帯のiMacは疑問が残ります。Touch IDが付いていないからです。些細なことながら色も限定される。
これが付いた仕様はUSBポート数も増えますがMacbook Airよりかなり高くなる。

また項目1については、外部ディスプレイは@10,000でいろいろあります。相性についてもなんとか解決方法を見つけました。

今買うなら最安MacはMacBook Air

ここで同じ能力条件、つまり同じメモリとストレージ量のiMacとMacBookの価格を比べてみました。

これは・・・最下限のグレードでもiMacは4万近い差がありますな。
その場合でもTouch IDは無し、USBも2ポートです。
MacBook Airを買ってUSBハブ(@5,000)と外付けディスプレイ(FHDで¥15,000〜20,000)をつけてもお釣りがくる、こりゃいかん。
4Kディスプレイにアップしても3万円でいけます。USBハブ込みでも追加4万円はいきません。

なおメモリ8GBのままストレージを512GBまで上げると、

  • M1 MacBook Air :¥142,780(現用Mac)
  • M1 iMac 24インチ :¥199,800(価格差:+57,020)

とまあこんな感じです、この時点で買い替えは中止。持ち運べるかどうか以前の話になります。

Touch IDは必須・最安iMacとMac miniは除外

ここではっきり言わせていただきます。

Touch ID無しのiMacは買わないことをお勧めします。
Mac miniを最初から検討していない理由です。

ご予算不足を嘆く方も引け目を感じることはありません。Appleはこの点でちょっと間違っている。
Touch IDはMacの機能の中でも最も優れたものの一つですし、最新機種であるiMacでこれが付いていないグレードが存在するのは言ってみればiPhoneにTouch IDもFace IDも搭載しない機種があるようなもので明らかに不見識です。
セキュリティが売りの会社がやることじゃない。

Macそのものがマシンの性能で勝負する製品ではないですし、iPhoneやIPadとシームレスに連携できることが最大の強みであります。
パソコン本体の性能だけならWindowsにも同等か優れたものはあります。

そしてTouch IDは出色の出来です、最も「Apple的」です。いちいちパスワードを入れ直さなくても全ての端末で安全に個人情報を共有できるセキュリティを提供している訳です。

Touch ID無しモデルはAppleのコンセプトに全く合わない。Appleの金看板は「セキュリティ」であります。オーガニック食品で売ってる会社が、低価格ラインだけひっそり人工甘味料入りにしているようなものです。

アタシは制限がない限り全てのパスワードは30桁以上ですが、そんなものいちいち入力できるわけがないではありませんか。しかも定期的に変えねばならんのです。
8桁パスワードで済まさない限り皆さんもそうだと思います。
なお8文字のパスワードは入力はし易いですが大変にセキュリティ強度が低く、解析する時間は例えば数字だけなら「一瞬」です、数秒もかかりません。

ついでに言えばTouch IDの部品はつけて4万円も上がるようなしろものでもありません。現状の価格内で充分吸収できる単価です。
15万以上払わせてそりゃないでしょうと、利益を出すポイントを間違えています。
ディスプレイの大きさを差し引いても「iMacは割高」というしかない。

「停電に強いMacBook」はサージが危険

ところでMacに限らずノートブックパソコン全般に言えますが「停電してもバッテリー駆動なのでデータは安全」というお話があります。

これを条件にするのはやめたほうがいいです。
雷雨による停電前提と思いますが(現在インフラ故障による停電はまず起きない)、雷の音を聞いたらすぐにもACアダプターからMacを引っこ抜くべき。

外付けハードディスクもコンセントから外すのはいうまでもありません。
もし繋いであればLANケーブルも。

コンセントを伝ってくるサージで意外なぐらいあっさり壊れます。雷が遠くで鳴っていただけで壊れたという例もあります。

停電してもバッテリーがあるからデータは大丈夫と思ってコンセントに繋いだまま停電中も使うと本体そのものがやられてしまう。

この件は改めて詳しく書きますが、雷雨のあとパソコンの修理依頼が増えるというのはパソコン修理業者の常識です。
修理を依頼する皆さんが異口同音におっしゃられるのは「電源OFFだし使っていないのに壊れた」ということ。
コンセントからサージをくらっています。

現在のデジタルガジェットは年々省電力設計が進んでいます、これは部品あるいは回路としてサージに弱くなっているということにかなり近いです。
もちろんパソコン本体としてアース(グランド)はあるのですが、個別の部品にサージが流れやすくなっている。解析依頼を受けた製品でたまげるような部品が壊れているのを見たことがあります。

実際「どうも年々雷で壊れる機種が増えている気がする」という業者コメントを聞いたこともあります。
なお、

  • テレビ
  • パソコン
  • Wi-Fiルーター

この3種はサージに特に弱い、省電力設計満載です。例えばLANポート周りは簡単にパチンと逝きます。
ゴロゴロと雷鳴を聞いたらすぐコンセントを抜いて待つのが無難。ご自分で買われたパソコンを停電中も頑張って使うことはお止めになったほうがよろしい。
在宅ワークで会社が絶対手を休めるなと指示するなら、会社のパソコンはもうどうしようもありませんが。

繰り返しますがMacBook Airを選ぶ際に条件とすべきではありません。

しかしあのローズゴールドは見事です、冗談みたいな本体の薄さをより感じられる。

こんなことをいいながらも正直欲しい。MacBook Airの新型に追加の可能性大とのことですが、本当に出たらあたしゃどうしようとちょっとビビっております。

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