JBLからSA750というプリメインアンプが発売です。いわく75周年記念モデルで名機SA600の復刻的な位置付けとか。
うーん、こういうの自分は無理です。
音はいいのですがこの「なり」はちょいと感心いたしません。(ハーマンカードン公式ウェブサイトhttps://jp.jbl.com/JBLSA750JN.html)
なんといいますか手際が悪い。SA600なんて言わなきゃよかったのに。
『ARCAMと中身同じアンプだから』は理由ではありません。
SA750の価格と発売時期は・2021年8月より予約受付
2021年8月より予約受付を開始し限定サイドウッド仕様は1年間だけ生産、それ以外の仕様は期間を定めず継続販売するそうです。
価格は¥385,000(米国:3,000ドル)、為替を考えたときこの差をどう見るかでしょう。
音楽配信をESS9038系で送り出すUSB-DAC搭載プリメインアンプ
ESS9038系チップが入ったミドルクラスのDAC内蔵アンプとして見るとなかなかです。高品位のネットワークプレーヤーとしてかなり安い。
ESSのDACチップなど部品と機能を考えると安いのです。
Amazon musicやApple musicなどの音楽ストリーミングサービスをワイヤレスで、ワンボディで、全てが完結します。
しかもBluetoothからAirPlay2までついていながらその音はESS9038 Q2M(カスタム品でない限りK2Mモジュール)を通るのです。
AVアンプですから単純な比較は難しいのですが、YAMAHAのフラッグシップモデルであるRX-A8A(8月発売)が下位シリーズのESS9026PROです。
ルームチューニングのデジタル補正機能は使える
また機能面でこれはと思ったのが、ルームチューニングのデジタル補正機能。
最近国産AVアンプでも採用され始めたDirac Research社の「Dirac Live」です。処理はクラウド上のサーバーで行い、しかも特性認定された専用マイクが付属します。
ESS9038系チップ + 高精度デジタルルームアコースティック補正
この組み合わせ、実はほとんどない。
部屋の響き補正技術はかなり効きます。高価なスピーカーに買い替えるよりも高音質になることが多い。
しかも数年かけて追い込む調整を買ってすぐ実現できる。
細かいパーツの選定も含めて音質面の配慮が行き届いております。
JBL・ARCAMはデザイン変更しやすい内部レイアウト
ところでSA750というアンプ、中身はARCAMのSA30と同じじゃないかと言われております。
前から見てもわからない。
リアパネルでARCAM SA30と同じとわかる
しかしながらリアパネルのレイアウトをこう見比べますと確かにそのようでございます。
基板共用は背面に特徴があります。
異なるモデルで内部基板を使いまわす場合、フロントパネルと違い背面の入力側の配置は動かしづらくなるので似てくる。
クルマでいうところのバッジビジネスですな。中身は同じでカオだけ違えて売る。
ついでにARCAMの中身を見ますと
- コントロール基板(操作インターフェース)
- 入力基板
- アンプ部(増幅部)
- 電源部
ときれいに分かれています。
コントロール基板さえ変えればフロントパネルのデザインを自在に変えられる。
手際のいい構成です。
今はまだプリプロらしいSA750ですが量産版も恐らく同じ構成でくるでしょう、それ自体はいいことかと。
DAC内蔵プリメインアンプというより「全部入り」ネットワークプレーヤー
スピーカーさえあればスマートフォンで充分鳴る。対応フォーマットをみるとプリメインアンプというよりネットワークプレーヤーというべきです。
なんならAirPlay2へ対応したESS9038シリーズ搭載のハイエンドDACとして安い。
スマートフォンとスピーカーだけでロスレス・ハイレゾ再生・AirPlay2もRoon readyも
ARCAM SA30の仕様はいわゆる「全部入り」。
DAC内蔵プリメインアンプですが、正直「DAC単体」として使いたいぐらいであります。
- ESS9038系DACチップ
- Roon対応ネットワーク機能
- 大容量電源(アンプ並み)
- ハイサンプリング対応(USB)
プリアウトがあります、ネットワークプレーヤーとして充分買える。
Roon『Roon Ready』正式対応・ハイサンプリングのストリーミング可能
DACは同軸・光・USB・ネットワークI/FそしてHDMI(HDMI-eARC)もございます。
なによりRoonの「Roon Ready」認証もついたDAC。
これとESS内蔵は音質的には相当の意味があります
ワイヤレスと名のつくものはなんでもござれで、BluetoothはもちろんChromecast、Airplay2にすら対応。
これだけの入力ソースを本格的な構成でESS9038系で聴けるDAC搭載アンプは少ない。
フォノイコライザー(MM/MC)・デジタル・アナログ両対応
なおアナログレコード(Phono)もMM/MC両対応。
きちんとフォノイコライザーを搭載しています、どうしてここいらはたいしたものです。
まさにスピーカーさえあればすぐ音が出る。
ハイエンドAVアンプとは区別される音質・ESS9038系チップ搭載
DAC部についてAVアンプとの違いについて少し申し上げます。
ハイサンプリングのハイレゾデジタルには192kHz/32bit対応に正式対応ですが、オーディオとしてかなりいけるのはDACチップにESS9038 Q2M(多分K2Mモジュール)を使っていることです。
ESS9038(Q2M)・ストリーミングサービス向け高性能DACは少ない
単に鳴るというレベルとは違う。
ハイエンドのAVアンプでもESS9038系を載せているものはほとんどありません。
アンプ自体が映像回路を排除し、パーツを含めて音楽再生に特化している。
後述の音響補正も「音楽メディア」向けに迫力よりも録音への忠実度を追求している。
そのESS9038(Q2M)ですが、
よく20万円ぐらいのヘッドフォンアンプがデュアル搭載してバランス駆動させたりしているチップです。
ハイレゾも単なる対応ではなく、ハイレベルの精度で変換するハイサンプリング再生。
どのような使いかたをしているのか現状では不明ですが、3,000ドル/台のアンプとしてこれ付きならば成立します。
探すとわかるのですが、ChromecastやAirplayなどワイヤレス・ストリーミング向けで内容の濃いものは意外に少ない。LINNなどのようにうんとハイエンドか、少々貧弱な代わりに安いかのどちらかだけ。
30万ぐらいのミドルエンドはAVアンプ以外では選択肢が少ないのです。
いっぽうでESS9038シリーズはどれも極めてスジのよいDACチップ。
Q2Mはモバイル用途とされていますがセールス上のPRがそうであるだけで、据置きに使っても音はいい。
ESS Technologyは公表していませんが、最上位のProとこのQ2Mはチップのダイサイズが同じらしいですから。
上位のPRO(8ch)はピュアオーディオで例えれば10,000ドル、つまりは100万円クラスのDACで選択される部品です。
Q2Mはチャンネル数が異なるものの(2ch)チップの基本構成は同じ。
ESS9038系は「アンプ並みの電源」が必要
なおESSのチップは電源部に余裕があるほど「鳴り」ます。例えば最上級の9038PROはそれこそパワーIC顔負けの爆熱仕様です。
これがいいところでSA750はアンプ並の電源(といいますか実際プリメインアンプなのですが)で大変好都合です。
DACはデカい電源は要らんでしょというのは少し違いまして、ハイエンドのそれはミドルクラスのアンプ以上、つまりこのSA750ぐらいの電源を積みます。
JIS規格での値はこれからですが、このアンプはMaximum Power Consumption: 800Wとありますので電源のゆとりもありそうです。
JBL(Harman Kardon)には使いこなす技術がある
このチップはただ載せれば音が良くなるわけでもなくて、使いこなしが求められます。
特にオーディオの聴こえには。
周辺設計を含めた完成度が高くないと意味がない。
ESSチップは要スキル・あえて下位グレードを搭載するメーカーもある
例えば入力されるデジタル信号と同期するクロック精度でもさまざまな設定があり、下手に高精度同期にすると入力されるデジタル信号によっては同期しない、つまり音が出なくなることさえある。
そこまで追い込める奥の深いチップです。
実際に設計者のスキルによっては9038系を使いこなせず、仕方なく下位グレードのチップ(精度が甘い)を使うという事例もあります。
なにしろ爆熱仕様というからには回路の熱とノイズ対策に高度なスキルが求められます。
製造業でエンジニアを募集するとき、一番探すのが難しい能力です。
その点ハーマングループは技術があります、しかもARCAMと基本同じでこしらえている。
これは大変よろしい、もう既に実績があるわけです。
内部基板・部品の共用は信頼性と価格の両方でメリット大
なお生産数が多ければコストの高い部品を安く使える。
Harman Kardonは他にも音響ブランドがあるので、パワー・無線モジュールなど共用の途が色々あると思います。
そもそもSamsungの調達網で買うのです、世界最強の購買。
ESSのチップや電源関連は特に、競合他社とは調達コストはかなり違うでしょう
SA750、中身は濃いです。
「Dirac Live」・部屋の響きそのものをデジタル補正
またデジタル解析によるルームアコースティック補正、これが今回かなり重要です。
部屋の反響をデジタルで補正する。
しかもサーバー側での処理とは頼もしい。ESS9038系チップとデジタル補正の組み合わせは、稀なコンセプトです。
いいものを採用しております、Dirac Research社の「Dirac Live 」。
こういうものは鳴らすスピーカーの種類によらず、欲しい機能です。買ってすぐいい音が聴けます。
クラウドサーバーの演算パワーとビッグデータを利用・パソコンではない
スピーカーから出る音以外はデジタル補正で無くすわけです。
DiracLiveはプロ用のほかクルマですとベントレーやロールス、BMWで採用している。国内のAVアンプでも採用が始まりました。
- 部屋の大きさやかたち
- スピーカーのセッティングを変える
- アンプやプレーヤーを変える
この変化を動的に追い込みます。
しかも公式HPによれば、SA750側で処理するのではなくクラウドサーバーでやるとのこと。
処理はグラフィックイコライザーのような周波数帯域だけでなく時間軸の補正もする、つまりはかなり負荷の高い処理なのです。
こういう技術は部屋が狭かったり極端に響いたり、逆にインテリアの都合で響かない部屋でも最大限スピーカーを鳴らすことができる。
デジタル補正ではDEVIALET(デビアレ)が超ハイエンドとして有名ですが、クラウドサーバーの処理を使われたらあるいは分が悪いかもしれません。
クラウドに上げるということは、つまりは流行りのビッグデータです。ユーザーが多いほど精度は向上する。
それをパソコンとは比較にならない強力なサーバーで演算し直すのですから。
プリセットのデータしかないデビアレに対し(それすら世界中のハイエンドスピーカーを測定するというすごい取り組みですが)、Dirac Liveは無数にあるユーザーやプロスタジオのデータが元です。
膨大なデータから導き出した最適値です。
SA750の測定マイクは認定品・Dirac Research社が本物の理由
Dirac Research社が理論と測定だけの技術集団ではないと感じるのは、このときキャリブレーション(補正作業)に使うマイクのモデルを厳密に指定していること。
補正にはスピーカーからテストトーンを出しますが、マイクの特性だけでなく機種そのものを厳密に規定している。
SA750の付属マイクもDirac Research社が認証したものです。
ケーブルやスタンドよりも部屋の響きのほうが確実に音への影響が大きい。
最近のデジタル補正はきちんとしたものだと、格段に音がリアルになり、しかも奥深い響きが出ます。
そこにESS9038系チップを組み合わせるのです、ハイエンドは知らずミドルクラスのピュアオーディオでは聞いたことがない。
他社技術の採用は賢明・オーディオ専業はデジタル技術に弱い
なおDirac Research社はルームアコースティック補正のアルゴリズム専門で食べている会社です。
JBLが自前で開発しなかったことは正しい判断だと思います、わかったところに任せるのがいい。
ハーマングループならできないわけがないはずですが、あえていいものを外部に求めた。
目利きがいるんだと思います。
デジタル開発はお金がかかる、うっかり手を出すと経営がおかしくなることさえあります。
話が外れました、Dirac Research社のような専業に任せることはとてもいい、「餅は餅屋」であります。
繰り返しますが
- ESS9038系チップによる高品位ハイレゾ
- DiracLiveによる高精度のルームアコースティック補正
- Roon readyの正式認証によるネットワークDAC
恐らく音質面では成功するアプローチです、正直音は聴きたい。といいますかまずもって間違いはないでしょう。
ただこの見た目は引っかかる、中身にではありません
格好です。往年の名機をイメージってえのがどうも。
「匠のなんとか」「職人の技」とかデカデカと書いて売ってるものを連想しそう。
単なるレトロデザイン・アーノルドウォルフとは違う
はっきり言います、オリジナルJBLデザインとは違うものです。
SA750とSA600を似ているというには無理がある
ちっとも似てない、バランスからなにからまるで違う
オリジナルデザインの完成度が高いだけになんと申しますか、名画にイタズラ書きしたような感じすらある。
SA600とか言わなきゃいいのに。
レトロモダンはハイレベルのものがたくさんあります、うっかりやらないほうがいいかもしれません。
SA600・傑作デザイン連発のアーノルドウォルフ黄金期の代表作
デザイナーの才能は「旬の時期」が短い、はかない。
その代わり全盛期は想像もつかない傑作を連発する。
その時期は何かが乗り移ったような、もう手のつけられない勢いです。
オリジナルSA600はそんな時期につくられた傑作。1965年発表でアーノルドウォルフ(Arnold Wolf)の手によるものです。
Paragonのデザイナー『絶頂期』の作品
むしろこの方D44000パラゴン(D44000 Paragon・1957年)のデザイナーといえばよいか。
とんでもない美的才能の持ち主でのちにJBLの社長にもなった方です。
「理想のステレオスピーカーを作れ」とリクエストされて考えたのがこのかたち。
一応申し上げますとパラゴンが発売された1957年は、世界初のステレオレコード盤が発売された年です。
スピーカーって造形じゃない、しかも一台でステレオ再生って。
どういうセンスならこれを思いつくんでしょう。最初からいきなり最高を創ってしまった。
この人が作ったのがSA600です。
JBLの黄金期・傑作プリアンプSG520直後の名機
そのSA600も発表後すぐメジャーな展示会(WESCON・Western Electronics Show and Convention)で受賞するなど60年代のモダンデザインそのもの、たたずまいに切れ味があります。
加えて回路設計はバートロカンシー(Bart N. Locanthi)の「Tサーキット」。
初期のトランジスタアンプにしてその後長く指標となり続けた天才的といわれる設計であり、つまりなにからなにまで本物。
音も切れ味鋭いものです。
SG520はインダストリアルデザインにおける傑作
その前にリリースされたSG520(1964年)に至っては、なんと言いますか絵的ですらある。
個々のパーツが息をのむような緊張感でビシッと配置されております。
製品名も正面きって「グラフィックコントローラー」。
アンプの意匠でこれを超えたと言いきれるものを知りません、オーディオを超えて工業デザインとして最高位のもの。
JBLのアンプは寡作ですが、そういうものなわけです。
このSG520の前に作ったのがパラゴン(1957年)ですから。
才能あるデザイナーが脂の乗り切ってる時期てえのは恐ろしいもんです。
最近JBLは何か変・レトロスピーカーL100には『Supreme』コラボも
しかし最近JBLはちょっと変。
さすがに日本には導入されていませんが、SA750だけでなくL100ではこういうものさえある、公式モデルです。
JBLは最近ハイエンドから少し遠くなりつつありますが、止める人間はいなかったのか。
こういう企画はやめたほうがいいと強く申し上げたい。
続けて10年後「JBL」がどんなブランドとして認知されているか、想像もしたくないです。
レプリカ、復刻は難しい・本当は気軽にやれない
SA750の本体を細かくみれば、いきなりディスプレイ窓をブチ抜いたりノブを手前都合よろしく付け直しとかしております。
「一見SA600」はミニコンポに見えた
デザイナーにとってはスイッチの配置すらミリ単位で悩むはずなのに。
結果、元とは似ても似つかないぼやっとしたなりです。
SA600のオマージュ言わないほうがよかったのに。音はまともなはずなんですから。
一応申し上げますとあたくしはレプリカ容認派です。一部マニアの変なオリジナル信仰よりはるかにマシだと思っております。しかし、
なんつーかこいつからはフェイクっぽさを感じる。
そのくせ変に固い、軽さがない。
オマージュとは・ジウジアーロやベルトーネに復刻はない
SA750はオマージュといわれております、うまい言い回しです、でも飽きられるデザインです。
性能を追い求めたときデザインが知らず知らず似てしまうのは仕方のないことで、アタシ自身はいちいち目くじらを立てるのは大人気ないと思うほうです。
オリジナルとの最大の違いは中身と関係のないデザイン
しかしSA750の外見は中身と関係がない、もう少し上手くやれよと思っています。
モートンウォレンなんてそこを悩み抜いて、その後10年以上続くB&Wの基本デザインを作っているわけですから。
この頃のアーノルドウォルフのマネなんてうっかりやれません。
ジウジアーロやベルトーネの復刻として「似た」スポーツカーをつくりました、なんて宣伝するクルマのメーカーがないのと同じです。
80年台にレプリカのフェラーリとかアメリカにありましたが、完全に笑われておりました。
ダイハツ「ミラジーノ」を連想してしまった(悲しい)
コイツらを思い出した。
JBLからこれらを連想する日が来ようとは思わなかった。
海外ではかなりバカにされてたらしい。
JBLかSamsungの、つまり会社の方針?それとも単に開発担当のセンスでしょうか。
オリジナルがあのレベルなのに、いじったこと自体ちょっと驚いた。
LEAKのほうがはるかにかっこいい
同じくおしゃれレトロで売らんかなのLEAKのほうがいっそ潔くてマシです、難しいことは全く言ってないからです。
1960年代の同社アンプ(STEREO 30)に似せてます
いいじゃん、こっちのほうがはるかにおしゃれだわ
どうせなら60年代じゃなくてもっと昔まで戻せって。いいんだか悪いんだかわからなくなるから。
レトロよりも新デザインにチャレンジして欲しかった
せっかく頑張ってESS9038系のチップまで載せながらこのなりはいただけません。
オリジナルデザインでいく考えはなかったのでしょうか。
75周年の意味は?数字のキリの良さがわからん
L100 Classicもそうですが75周年ってのも数字の意味がよくわかりません。単純に数字のキリが悪い。
よほど技術的なフィーチュアがあってたまたま75年目ならわかるけど、なんとなく似てるだけなら74年でも76年でも良くなっちまう。
ついでにいえば60周年はDD66000でした、差が大きい。
ハイレゾ・ロスレスへ高度に対応するネットワークプレーヤーだけに惜しい
MQAはいずれ消えると思っているので個人的にさして重要ではありませんが、Roonも対応する充実ぶりです。いざ買おうとするとわかりますが、Roon対応ネットワークプレーヤーは高いのです。
それだけにこの見てくれは惜しい。
繰り返しますが音はいいと思います。
なんなら見た目に目をつぶって
デジタルは有線もワイヤレスもESS9038 Q2Mを通して聴けるネットワークプレーヤー。
¥385,000で買える「Roonとルームアコースティック補正機能がついた」
高品位なネットワークDAC付きプリメインアンプ
と考えたら買いではないかと。
アンプ部は使わず、DACのみで買ってもいいとさえ思うほどです、それほど内容は濃いです。
似たものはAVアンプしかない、ミドルクラスでこの機能はピュアオーディオに朗報でしょう。
このフェイク感満載のデザインさえなければ。
おかしな理由をつけないで作ってくれたほうがよろしいんです、JBL好きなので。