これは悩みのあまり書いております、今iPhoneは何を選んだらいいのか。
大きさか、デザインか
iPhone14は求めるものがなかった。
いわせてもらえば、次の『15』ではMacbookとiPadに合うカラーにせよと。
そして気味の悪いレンズはできたらやめてくれということです。
今頃iPhone13miniと第3世代SEが目に入るしまつ。
- 新型iPhone14はまずカラーをみた・iPad・Macbookに合わないソリッドカラー
- 12万円からという価格・iPhoneはスマートフォンであり「電話」であり
- 小型軽量なら、iPhone 13miniが全スマートフォン中最良バランス
- 第3世代iPhone SEは「最後のAppleデザイン」
- ダサいものは作っても売れない
- みにくいカメラ・出っ張りレンズの間違いにいつ気づくのか
- 「デザインに興味がない」といわれても仕方がないティムクックの治世
- 新型iPhone14は「13の色違い・カメラ違い」
- iOS16対象外・iPhone7の次を探さねば・Androidも候補にする?
- Google Pixel6のデザイン性・最もミニマルなカメラデザイン
- Pixel6aはMNPでauが投げ売り・Googleの対Apple政策によるもの
- Pixel7/7ProはハイエンドにしてiPhoneにない『ミニマルな軽さ』
- ハイエンドというより「ぜいたく」、つまりゴージャスはGalaxy S22 Ultra
- Pixel7/7Pro・Galaxy S22Ultraにないのは「Apple care」だけ
- 1年間に13億5000万台のスマートフォンが作られる時代は「修理可能」が絶対条件
- 12万円はほかを思い出す・M1/M2 Mac、パソコン、iPad
新型iPhone14はまずカラーをみた・iPad・Macbookに合わないソリッドカラー
今回iPhoneは大きく4つに分かれております。番号順にメモリーまたは画面サイズでスペックが上がるという展開です。
そして9月8日は夜更かし、iOS16はサポート終了のiPhone7を使っているからです。
真っ先にカラー展開をみました、特にProです。
色はきれいですが、MacbookとiPadに合わない。淡いアルミとソリッドなiPhone。
iMacとはそろう、でも持ち歩かないので意味がない。
アメリカはいるらしいですが。
部門同士で仲が悪いとかあるのでしょうか。
わざとかしらと思うほど、最近Appleは色に関して調子がよろしくない。
12万円からという価格・iPhoneはスマートフォンであり「電話」であり
スマートフォンについて、アタクシの主なつかいみちは以下です。
- 電話
- 音楽配信専門のプレーヤー
- LINE
実はiPad mini6を手に入れてからというもの、ネットと電子書籍は圧倒的にこちらです。
電話以外はスマートフォンができることすべてで優っております。打ちやすいのでSNSすらiPad mini6が多くなった。
ひるがえってiPhone14の12万円という値段をみたら、スマートフォンというより「電話」だと思えてきた。
小型軽量なら、iPhone 13miniが全スマートフォン中最良バランス
デンワは小型軽量なほどいい、「ケータイ」の頃から真理です。
そしてiOS・Androidを問わず、現時点(2022年)小型軽量のスマートフォンとして最も優れているのがiPhone13 miniであります。
実用性と高バランスした小ささにして、高品質で(地味に一番いい)、高速
iPhone7の後継ぎを探した時期があり、Palm Phoneが魅力的にみえた時期がありました。
でも一代限りの一発屋だった、そういうものは要りません。
そして新型では下馬評どおりデカいiPhoneが残ったわけです、してみると13miniしかない。
第3世代iPhone SEは「最後のAppleデザイン」
いっぽうでiPhone SE(第3世代)
今買える最新のiPhoneにして、いまのところ「最後の」Appleデザインです。
ジョナサンアイヴが手がけた、無印iPad(第9世代)と同じ。
ホームボタンもある、片手操作には一番よろしい。
Appleを買う最大の理由はかっこいいから
Appleを指名買いする最大の理由はおしゃれだから、アタシが持ってすら良く見える。
つまりデザインです。
Apple最大の魅力はカッコであります。
20年前はカッコ以外はちょっと落ちた。
しかし世界最大の製造業となった今、
- 一番いい設計
- 一番いい部品
- 一番いいソフトウェア/アプリ
業界最高の性能・品質がある。
品質がよくなったら今度は肝心のカッコが怪しくなり始めた、ものごと上手くいかないものです。
ダサいものは作っても売れない
ここが問題なんですが、性能はデザインを超えないです。
今の世の中ダサいものは絶対支持されない。
製造業の立場でいわせていただければ、いくら機能がよくても人気は出ない。
iPhone14はの名前は昔のトヨタクラウンとかマークⅡに近くなった
そもそも名前からして疑問がある
IPhone14『Pro Max』って、ちょっとAppleじゃない名前だと思いました
クラウン「エクストラロイヤルサルーン」とか
マーク2「グランデツインカムリミテッド」に近い
今やトヨタもシンプルに「クロスオーバー」とか「SUV」にしています。
第三世代iPhoneSEが気になってしまう理由です。6、7、8を使い続けるひとが多い理由だと思います。名前もエクステリアもシンプルですから。
iPadと比べてiPhoneはモデルごとの差が少ない、新型と違うものを探すとSEしかない。
それで最安ですから買うでしょう。
みにくいカメラ・出っ張りレンズの間違いにいつ気づくのか
SEの良さはデザインです。カメラもほとんど存在感がない。
この点で13miniは劣る、小さいのにちょっとマニアです。
スマホのカメラ性能は買ったあと一番忘れる機能・しかしデザインは毎日見る
携帯電話の頃から部品の仕事してますから、カメラ部分の商品価値は重々存じあげております。
スマートフォンのカメラぐらい
買う時に騒がれ
買った後ユーザーが忘れる機能もない
しかしiPhoneのカメラデザインは毎日見るのです。
そして本体のデザインと脈絡なく突き出た3眼レンズは単純に醜い。
デザイン上の間違いだと思います。
iPhone 13Proをまったく検討しなかった理由ですが、14ではさらに強調された。
デカくみせたかったのでしょう。
Androidのようにせめて縦にきれいに並べるとかもしておりません。
ついでに言わせてもらえば、Proのピカピカしたベゼルは、はっきりいただけない。
「デザインに興味がない」といわれても仕方がないティムクックの治世
当代CEOのティムクック(Timothy Donald Cook)はそろそろ引退が近いといわれています。
少なくとも先代とはあまりに違った、ランチの権利をオークションなんてスティーブ・ジョブズなら「ふざけるな」と一蹴したでしょう。
買うのはiPhoneであり株じゃない、時価総額はどうでもいい
ティムクックの代で時価総額は世界有数になりましたが、アタシが持っているのはiPhoneでAppleの株価がどうなろうが関係はない。
むしろiPhoneだけで大きく5種類もあるほうがよほど気になる。
新型iPhone14は「13の色違い・カメラ違い」
とまあ閑文を連ねて参りましたのは、iPhone14とはなにかを申し上げたいがため。
iPhone14は前モデル(iPhone13)の「色違い・カメラ違い」であります。
12から買い替える理由を探すのも難しい。
Apple製品はカラーに統一感がなくなった・文具ならNG
繰り返しますがiPadやMacbookと合わないカラーだということ、しかも軽さがない。
文具ならばわかりやすいですが、色の組み合わせは悩みどころのはずです。
Appleはここ数年、モデル毎のカラーがバラバラになってきた。
正直申し上げて、カラーが合わない上にゴツいとおしゃれから遠くなる。
服で考えてください、ありえないでしょう。
新モデル発表前の徹夜行列がなくなったことについて、Appleはもう少し考えたほうがいいです。
いまいち盛り上がっていない理由は値上げと世界的不況のせいだけではないと思います。
iOS16対象外・iPhone7の次を探さねば・Androidも候補にする?
しかしiPhone7は最新iOSのサポート外です、変えるしかない。
今回のiPhone14でAndroidもみることになりそう、ただメーカーの目でみてiPhoneの品質は群を抜いて高いのです。
しかしながらそれでも無視できないものがあります。
Google Pixel6/7、そしてGalaxyです。
Google Pixel6のデザイン性・最もミニマルなカメラデザイン
「Google謹製」は今まで考えなかった、ハード・ソフトともにAppleの完成度は10年間高すぎた。
しかし父親(83歳)のiPhone契約中、ブラブラしていたら目にとまった。
Google6aはデザイン・「Sage」つまり軽さが秀逸という本物
Pixel6aのデザインは、これはまったく秀逸です。個人的にPixel7より上と思っております。
ここ数年、どのスマートフォンも主力は「ブラック」「シルバー」「ホワイト」系です。
Pixel6aは例外としてSage、つまりグリーン系しかもパステルがいいのです、デザインが本物の証拠です
実際人気もある、軽みがあってそれでいて奥行きのある色です。
高級感は三流デザイナーが使う定番用語です。
「軽さ」こそAppleから年々失われつつあるもの。
Pixel6aのいろかたちをAppleより下といったら、それは特殊な審美眼の持ち主です。
Pixel6aはMNPでauが投げ売り・Googleの対Apple政策によるもの
現在(2022年10月時点)でauが投げ売り状態ということがなんとなく安物感を醸し出しておりますが、現実には相当のビルド品質です。
親父がiPhoneSE3で自分はAndroidかよ、というさもしい発想が消え失せるレベル。
(年寄りにはホームボタン必須でありますから)。
安いのは以下のPixel7/7proにあるGoogleの戦略ゆえ。
Appleはハードで利益を出す会社ですから安売りはしづらい。
Pixel7/7ProはハイエンドにしてiPhoneにない『ミニマルな軽さ』
過日(10月13日)発売のPixel7/7Proは完全なハイエンド。
それでいて「軽さ」を失っていません。
Googleのデザイナーは「高級感」という誘惑に打ち勝った
性能については最早申し上げますまい、完全にAppleができないところを潰しにきております。
機能も値段も。
これでiPhone15のカメラが大きくなれば、それこそGoogleの思う壺であります。
Tensorチップと5年間のセキュリティアップデートを確約・Googleはゲーム以上のパワーを注ぐ気らしい
セキュリティと処理はオリジナルチップ(Tensor)で現状トップエンドにある。
なにより力を感じるのが「5年間のセキュリティアップデート保証」です。
Appleよりはるか広範囲のデバイスをカバーするAndroidで長期のアップデートを、それも確約するのは、少なくとも今のGoogleにとっては巨額の負担です。
Pixel6/7がなまなかな覚悟で作られているのでないことがわかります。
もしかしたら相当の事業を考えているのかも、少なくともゲーム(Stadia)以上の。
ハイエンドというより「ぜいたく」、つまりゴージャスはGalaxy S22 Ultra
Googleとは全く違い「本物のゼータクを見せてやらあ」とばかり全力を出しているのがSamsungです。
「見るからにゴージャス」ハイエンドスマホはGalaxy S22 Ultraしかない
もし「最高にゴージャス」なスマートフォンが欲しければ、それはGoogle PixelでもなくiPhone14 Pro Max(繰り返しますがこのモデル名、ダサいの一言です)でもありません。
Galaxy S22 Ultraです
もしプレミアム感という一点に絞るならば、です。
デザイン・質感・性能、非のうちどころがありません。
それでいてカメラデザインはシンプル。モノシリックというべき一体感があります。
iPhone14をみたとき、特にカメラの処理にがっかりしたのはこれがあったからです。
「ミニマル」なんて言葉を吹き飛ばす恐るべきゴージャスさ。
iPhoneが厳しいのはミニマルにあらず、さりとてプレミアムにあらずだからです。
Galaxyのデザインが優れている理由は「バーガンディ」が人気色であることからもわかります。
普通大画面スマートフォンは黒が選ばれやすいので異例です。
付け加えればカメラ性能は凄まじく、冗談のような超広角と望遠が鮮明に撮れます。
Sペンを使うのは最初だけ・iPad mini6とは「文具」度が比べものにならない
あえて難を挙げるなら「Sペン」でしょう。ノートパソコンの購入者プレゼントにお習字セットがついてくるような違和感がある。
この画面でペンはつかわない。使うのは最初のうちだけで、いつのまにかなくしてがっかりがおちです。
なお残念なことにSペンはiPadには使えません。
iPad mini6の手書きに悩殺されたアタシとしては残念です。
Pixel7/7Pro・Galaxy S22Ultraにないのは「Apple care」だけ
PixelとGalaxyに無いのは「AppleCare」だけです。
決定的な弱点ともいえます。
iCloudキーチェーンについては「1Password」でなんとかなりそう。
今Googleは狂気の値引きを行なっておりますが、本当に必要なものは『修理』でしょう。
特にPixel7 Proは。
サステナブルは「修理できること」・スマホ下取りなんて誰もやりたくない
Galaxy S22 Ultraは更にむずかしい。これまで修理は高額の一択だったからです。
そして交換しかなく修理を諦めることも多い。
OSのアップデートもあまり長く無い。
今の世の中OSやアプリをアップデートできないことは最大の「故障状態」といえます。
いっぽうAppleCareは極めてサステナブルな事業です。今製造業界で最も優れています。
同様の取り組みは誰もしていない。Googleは「Preferred Care 」という仕組みを米国で展開していますが、日本での正式リリースはない(米国、カナダ、プエルトリコで購入のみ対象)。
AppleCare、この一点だけでiPhoneを使い続ける動機になることは確かです。
スマホ返却サービス・「画面割れ」「傷」「破損」を3年間恐れながら使うストレス
残念ながら現時点(2022年10月)でPixelにもGalaxyにも同様のサービスはありません。
- 3年という長い時間を
- 本当に下取りがつくかどうかもわからない条件で
- 毎日傷をつけないように、落とす不幸に出会わないよう祈りながら
こわごわ使う
はっきりいってストレスだらけの愚かな3年間です、
一括一円だってお得でもなんでもない。
3年後が幾らになるかなんて誰もわからないのです、だからこその「査定する」という条件です。
見た目が安いだけ。
2年後ないし3年後に返せば安いなど、古人は「朝三暮四」と笑うでしょう。
仮にきれいに使っても3年後に不景気でスマートフォンの売り上げが悪ければ、それで安値買取です。
1年間に13億5000万台のスマートフォンが作られる時代は「修理可能」が絶対条件
2021年だけでスマートフォンは13億5000万台が製造されました。
その多くは修理されず、目につかない場所にそのまま廃棄される。
製造業にいると厳しい場面を見ます。
スマートフォン全体で平均使用期間が全体で1ヶ月延びるだけでも大変な有害廃棄物の削減になるのです。
「修理」は業界参入の法的義務にしてもいいと個人的に思っているほど。
「現実的な長期修理プランを用意する」
「スマートフォンを売ることをやめる」
どっちかにしろという2択のはずです。
オーディオ、特にイヤホン・ヘッドホン・デジタルオーディオプレーヤー(DAP)ではもうかなり問題になっています。
スマートフォンを買う上でどんな保証があるのか、詳しく調べて継続アップデートしたいと思います。
12万円はほかを思い出す・M1/M2 Mac、パソコン、iPad
そもそも「デンワ」が最低12万円からスタートというのも、他にやることを思い出させてしまう。
パソコンを買う値段ですから、M1/M2 MacもiPadも買えます。
新型をみてスマートフォン以前にこりゃ電話だったと我に返りました。
そもそも電話に「プロ」とはこれいかに、20年前の遺産で食べてる証拠です。
第三世代iPhoneSEがいちばんよろしいのですが、アタクシにとっては今のiPhone7と見た目同じをまた買うのかという最大の問題があります。
それも仕方ないのかもしれませんが。
スワイプよりホームボタンのほうが使いやすいし、実際無印iPadは定期的に欲しくなります。
機能は良くなったといいながら、かたちは数年前のモデルがよく見えるなんて
あんまりな新型iPhone14です。