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Khadas Tone2 Pro・ピュアオーディオのデジタル再生にポータブルDAC

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システム入れ替えに伴い、Khadas Tone2 ProをDACにしてみることに。
Theta DS pro PrimeからUSB DAC、というよりポータブルアンプに変えたという訳です。

一度はやってみたくてSOULNOTEほか新システムに組み入れましたが、なかなかです。

Bowers and wilkins P9 signature専用ではもったいない、スピーカーを駆動する力がある。

安い理由もわかりました、これはサウンドカードをベースにオーディオ仕様にしております。

ざっくり音質・緻密だが音楽性皆無、そして(それゆえ)ピュアオーディオ向き

Khadas Tone2 Pro_USB-DACにしてヘッドホンアンプ_外観_01

その音質は、ピュアオーディオ向きと思います。
電車の中でなく、家やカフェでじっくり聴くヘッドホンアンプとしても実力ありです。

ポタアン、というよりポータブルDACにはかねて興味がありました。明らかにハイスペック、しかもソフトウェア面でのアップデートを継続している。

ストリーミング再生・CD・音楽ファイル再生でかなりのアップグレード・ただし要エージング、電源も大きくしたい

ただし要エージングかつ要ヒートアップ、レビューを分けている理由のようです。

要確認ながら、電源も大きいほうがいいようです。

電車のなかで30分はちょっと物足りない、コンパクトなのに携帯性もさしてよろしくない。

なにより音に華がない、はっきりいって音楽性なるもの皆無です。
ただし緻密(ちみつ)であります。

ひたすら高精度にD/A変換で勝負のDACアンプで、かえってピュアオーディオに向くと踏んだ。

  1. 音楽配信サービス
  2. 高音質リッピングファイル再生
  3. CD再生(同軸デジタルアウト)

値段を考えてもこれらのソースからなかなかの音質を取り出せています。
概要ですから簡単に、少なくとも3万円の音ではないことだけ。

成り立ちがサウンドカードという理由からです。

ポタアンというよりサウンドカード派生のUSB-DAC

ポータブルアンプ、あるいはモバイルDACのカテゴリーでありますが、内容はいわゆるポタアンとは少し違う。

中にあるのはサウンドカードそのもの、コストと音質を上手く解決している。

Khadas tone1にES9038Q2Mプラス独自ジッター対策

モバイルアンプ・DAC Khadas Tone2 Proの内部画像

原型は「Khadas tone 1」これをモバイルオーディオ用にそっくり転用しました。
つまり低コストのパソコン部品製造リソースで設計・製造されている。

  • 最新チップ(XMOS・ES9038Q2M)によるフルスペック対応
  • ジッター対策などは、徹底して特性面のみから対策
  • 大電源前提
  • ポータブルオーディオさえ超える低コストの製造原価

上記に強固なアナログ出力端子などピュアオーディオ的工夫を施しております。

Khadas Tone2 Proの音楽性は皆無、しかし情報量は多い

その代わりいわゆる「音楽性」という売りがありません。

ここは繰り返しますが、聴いてもなにひとつない。
レビューに「音が薄い」という評価がある理由です。

ひたすら克明に情報を出してくるだけです。

あくまで「特性」、データをどこまで高精度に変換できるかのみで勝負しております。

また「要ヒートアップ」と書きましたが、ヘッドホンをつないですぐの音出しは明らかに厚みがない。
上記のレビュー理由には電源を入れてすぐ聴いているところがあると思われます。

ES9038Q2M自体が省電力ではない、発熱が実感できるあたりからいい感じになります。
電力をケチると鳴らない、というESSの定石通り。
流しで聴けないデバイスのようです。

おそらくKhadas Technologyに音を作るスキルはない、概念もよくわからないんじゃないかと思います。
その代わり変換精度勝負です。

それでいい場合もある、特にチップの性能がとてつもなく上がっている時代はこれまでにない特性を実現してくれることが大事です。

XMOS、ES9038Q2M内蔵・コーデックはPCM・DSDネイティブ・MQAに完全対応

Khadas Tone2 Pro DAC ヘッドホンアンプ・USB-DAC入出力端子画像_SPDIF・USB-C・RCAアンバランス

設計と部品が最先端であることを現しているのが対応フォーマットです、ほとんど全てに対応。

  • DACチップ:ESS社 ES9038Q2M
  • USBプロセサ:XMOS XU216
  • PCM:
     (USB)768KHz 32bit
     (SPDIF)192KHz 24bit ※同軸デジタル部分
  • DSD:512MHz 1bit(ネイティブ)
  • 対応コーデック: APE、FLAC、OGG、WAV、ACC、ALAC、MP3、WMA

MQAフルデコード・バランス出力付きヘッドホンアンプ

加えて

  • MQAフルデコード
  • ヘッドホン・RCA(要専用アダプターケーブル)で完全バランス出力
  • オペアンプはOPA1612
  • Mac・WindowsともにパソコンでUSB接続すればサウンドデバイスとして認識

まったく最新のヘッドホンアンプです。
羅列しましたが、上記をカバーしつつアルミシャーシにがっちり取り付けた本格的なアナログ出力(RCA)付きは貴重であります。

サウンドカードのジッター対策で知名度・可聴帯域でほぼゼロに

なおKhadas社はジッター対策について、独自技術で可聴帯域内でほぼゼロを実現したとして知名度を得ました。
Raspberry Piなどがそうですが、自作PCユーザーは測定する人がいますから誤魔化しようがない。

ノイズ対策、歪みともに特性第一のメーカーです。

「Raspberry Pi周辺機器として生産」ゆえの低価格

スペックに対し価格は嘘のように安い。
「そんな性能と音のものが3万円台はありえない」と思われたかたは正しい。

これはサウンドカードを「転用した」ゆえのコストです。

だから安い、詳しくみるにつけ上手い企画だと思います。

Khadasはシングルボードコンピュータメーカー・パソコン製造の原価は桁違いに安い

サウンドカードとはパソコンの音声出力部分のこと。

しかも本機はRaspberry Pi(ラズベリー パイ・通称「ラズパイ」)などシングルボードコンピュータ向けサウンドカードをオーディオ用にリプロダクトした。

パソコン製造関連は膨大な生産数です、原価は恐らくご想像よりもかなり低い。

競争が激しすぎて部品メーカーがあまりやりたがらなくなった分野です。

ポータブルオーディオと比べてすら圧倒的、ピュアオーディオに至っては誤差の範囲にもならない生産数。

これがKhadas Tone2 Proの値段の理由です。中国生産やポータブルオーディオ向けというだけでここまで安くなりません。

USBサウンドカードはPC内に入ると音が悪くなる

しかしこれをそのままパソコンに積むと音は悪くなります。Raspberry Piはピュアオーディオの本流ではありません。

しかしノイズだらけのPCから離れさせれば、ハイスペックが活きてきます。

【新製品】Khadas VIM3 と Tone1のご紹介
VIM3にTone1を搭載した USB-C PDで給電できる。 VIM3 VIM3のキット内容物 ヒートシンクに取り付けることが可能なシロッコファンがある KhadasのVIMシリーズに新しくVIM3が登場しました。ボード外径はそれまでのVIMシリーズと同じため、オリジナルケースがある方はそのままケー...

ソフトウェアアップデートはデジタル音楽再生の「性能」・プレーヤー選びの第一条件

サウンドカード由来のメリットとして重要なことは、ファームウェアのアップデートやバグの対応が継続して行われていることです。

ほぼ触れられることがないので申し上げますが、ピュアオーディオにおいても今や「性能」というべき部分です。

Khadas Tone2 Proはソフトのアップデートで高音質化する

このポータブルアンプは内部ソフトウェアのアップデートで高音質化します。

発売直後はPCMの対応上限は384k / 32bitでした。
ファームウェアのアップデートで768khz/32bitへアップグレードしました。

ハードウェアはすでにハイクラスへ対応するものが入っております。
最初から対応していないのはフォーマットそのものが流動的だからです。
ハイレゾファイルは空間オーディオで分かるとおり後からどんどん新仕様が出てくる。

ディスクリート(1チップではなく、複数の専用ICで作り込む仕様)は長くハイエンドオーディオの定番手法でしたが、これは作りこんでしまうと後から変更が効かない。

しかしこれはハード/ソフト双方の開発力がなければ出来ない話です。

Khadas Tone2 Proのファームウェアアップデートは音楽配信とハイレゾ再生における決定的メリット

デジタルオーディオ、

もっといえばハイレゾでは、ハードウェアメーカーにソフト開発能力があるかどうかで音質が決まります。

回路設計や部品が良くとも、ソフトが対応していないとそもそも音が出ません。
良くてダウングレードした音が出れば幸運。

デジタルオーディオの「プチプチ」ノイズとRoon(ルーン)がサブスクリプションの理由

Roonが定額制サービスの理由であります。
デジタルオーディオにはソフトウェアを継続アップデートする資金が不可欠だからです。

そしてモバイル以上にピュアオーディオはソフトウェアが苦手です。ハイレゾやストリーミング音楽再生において老舗オーディオブランドの歯切れが悪い理由です。

アップデートする費用がない、そもそもソフトウェアやアプリ自体わからないメーカーも多い。
バグ放置は珍しくありません、プチプチノイズのレビューを見ていただければ。

長期間アップデートされないスマートフォンのアプリを連想していただいてほぼ正確です。

Tone2 Pro - Firmware v1.30
Firmware v1.30 enables line-out volume adjustment (pre-amp function), and other minor software improvements.

内蔵ソフトがアップデートされないデジタルオーディオは故障と同じ

デジタルプレーヤーでノイズやおかしな音がする原因の多くはここにあります。ハードウェアの不良ではなくデータ側の変化に内蔵ソフトがついていけていない。

ファームウェアがアップデートされないハードウェアは、

ポータブルであれピュアオーディオであれ、シリアスに聴くかぎり故障したハードウェアと申し上げるしかない。

回路設計や部品が良くてもデジタルデータに対応しない。
最新フォーマットどおりに再生できない、だけならいいのですがダウングレードする場合もある。

配信元のAppleやAmazon、もっといえばiOSやAndroid、Windowsでわずかな変更があるだけで対応不可能になります。

Tone2 Proは何度かアップデートがされています。

開発費をひねり出せるサウンドカードだからやれる話で、原資が限られているポータブルオーディオやピュアオーディオでは、無理とはいいませんがかなり難しい。

ソウルノートA-0とAura VA-50、Creek4240(オーバーホール済み)で試聴

Khadas Tone2 Pro・bowers and wilkinsヘッドホン p9signature・soulnote A-0・Theta ds pro Primeによるシステム画像_02

その試聴システムですが、Pionner A-09故障にともない今回はアンプに注力。新規とオーバーホール両方です。

  • SOULNOTE(ソウルノート) A-0(新規)
  • Aura Design VA-50(メンテナンス)
  • Creek 4240(メンテナンス)

アンプが変わると聴こえの変わるDACだと知れました。
チープながら予算内では悪くないようです。

ささやかな初ソウルノートと共に、しばらく腰をすえるつもりで気に入った機種から正規メンテナンス可能なものをオーバーホールしていただきました。

古いアンプはメンテナンスせずに試聴に使えない、A-09についてあまり書かなかった理由です。

Khadas Tone2 Proの詳細はヘッドホンも含めておって詳しく。

なお予想以上に音の水準が高く、楽しい妄想をし始めております。

使いこなしのアイデアが思いつく面白いデバイスです。

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