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プリメインアンプ好き・セパレートを意識しすぎた無理が楽しい

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プリメインアンプという形が好きです、中身が詰まってる感じがどうにもよろしい。
セパレートみたいにカリカリしてないし。


遊べるし集めやすいので常になにかしら持ってました。
メーカーの主張、ついでにいえば悩みまくったあとを感じられるカテゴリーです。

プリメインは制約だらけ・メーカーの個性が出る

たとえばA-09。すごく真面目に作られたオーディオコンポーネントです、ただ真面目すぎた。

「金属塊」ともいうべきかたち
もうですね、いまだにかっこいい

それが当時のPioneerの主張でした。

ユルさとか遊びがあんまりないから持っていてつまんなくなった人はいたと思います。

ここがプリメインの面白さで何故かセパレートよりメーカーの個性が出る時が多い。
しかも常にセパレートアンプを意識するため、一体型なのに常に少し無理をしています。

この「少し無理」の部分が嬉しいです。

セパレート機にはない生産数をアテにして高級部品を使ったり、あるいは一体型を逆手にとってA-09のようにミリ単位でプリアンプとパワーアンプを近づけたりと。

私のような素人でもわかる努力の跡が楽しい。

一番の強みは生産数の多さで、多分そのプレッシャーから手が震えるんだと思いますが、やらかすこともあってそれはそれで楽しい。
セパレートアンプよりも多くのひとを満足させようとするので迷うんだと思います。

失敗という意味ではございません、コネすぎてなんだかよくわからないものが出来上がるということです。
このA-09なんてそうじゃないかと。

プリメイン使用期は音の好みをつかめた時間

A-09によらずプリメインアンプはいつも悩んで作られているので、常に真面目な音を聴くことになります。

こういう真面目な音のものを使うといろいろと考えるようになる。どうしてこの造りでこんな音になるのかって。

後々この体験は役に立ちます。システムのどこを締め上げ、どこをゆるめてみようかとか色々イメージできる。

無駄なようで趣味の楽しさです。
好き嫌いのポイントを掴むようになります、あれこれ聴いて気づく瞬間が楽しい。

なおごくたまに本当に強い主張のものがあって、その時は大体「当たり」です。偶然が産んだといっていいような貴重なモデルであります。

ある時期から自分はあんまりワイドレンジじゃなくていいかなと思い始めてます。
つまり低音から高音まで果てしもないぐらい伸びているんじゃないかって特性でなくとも満足できるようです。

A-09は本当にワイドレンジそのものですが、特性良すぎてワイドかどうかよく聴かないとわからないところがある。
フラットすぎてつかみどころがありません。

ちょっと高音が強いとか低音のドスが効いてるなど、アクセントがあるオーディオのほうがワイドレンジに聴こえることがありますがその逆です。

ただ音が高いとか低いに関係なく音の強弱はよくわかります。「スイングする」ってやつです。

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オーディオアンプの複数切り換え聴きはかなり楽しい

プリメインの複数所有は違う音色を何種類も手軽に持てるという楽しみでもあります、真空管とトランジスタとか。

切り替え聴きはおすすめです、違うアンプを眼の前に2台並べて見てください
そして同じ音源(CDや配信)を切り替えて聴き比べる。
かなりゴージャスな気分になれます。

努力不要で音がガラッと変わることがわかります。
現在でいうとヘッドフォンを何本も持っていて、その日の気分で使い分けるようなものでしょうか。

一時期LuxmanのL-580とLX360を並行して使ったことがありますが、キャラクターの違うアンプを並べて切り替えて使うのは実に楽しかった。

(Luxman L-580)すごく駆動力がありました
これ以上のパフォーマンスを求めるとセパレートに行くしかなかった
(Luxman LX360)この中に6550Cが4本入ってて爆熱
最後はコンデンサーが熱で破裂して終わりました

切り替え聴きはオーディオの楽しみのひとつです。
これがプリアンプだとより濃いめに差が出ます。

アナログ(ヴァイナルレコード)マニアはカートリッジを付け替えて音色を楽しみますが、似たようなものでしょうか。

仮の話、セパレートアンプですとソリッドステート(トランジスタ)と真空管の並べ聴きはかなり面倒です。
とんでもなく場所をとりますから。

いろんな音色(ねいろ)を同時に楽しみたい方にプリメインアンプはおすすめであります。

Bitly
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